こんにちは、町医者の日常です。
先週から我が家は総崩れです。生後7ヶ月の愛娘から始まって、次に私、そして妻へ。絵に描いたような家庭内感染で、今もまだ全員が本調子ではありません。今回はその一部始終を、我が家の記録として残しておきます。
はじまりは、娘の痰がらみの咳
最初のサインは、娘のコンコンという咳でした。乾いた咳ではなく、痰がからんだような音。ただ熱はなく、機嫌もそこまで悪くなかったので、まずは様子を見ることにしました。
37.9℃まで上昇。おむつで作る自作の氷枕
ところが時間が経つにつれて体温が少しずつ上がっていき、最高で37.9℃に。
このときに使ったのが、インスタで見かけた自作の氷枕です。紙おむつに水を含ませて、そのまま冷凍庫で凍らせるだけ。おむつの吸水ポリマーのおかげでカチカチにならず、適度にやわらかいまま冷えてくれるので、赤ちゃんに当てるのにちょうどよかったです。保冷剤の買い置きがないときにも助かりました。
寝ているあいだは顔まわりに寄ってこないよう、位置にも気をつけました。
アイシングをしながら様子を見ていたら、徐々に解熱してきました。
アンヒバ坐薬を使わなかった理由
一瞬、アンヒバ(アセトアミノフェンの坐薬)を入れようかとも考えました。ただ、結局は使いませんでした。38℃を超えなかったこと、そして水分がとれていて、ぐったりしていなかったからです。
解熱剤は熱の数字を下げるための薬ではなく、熱でつらそうなときに少し楽にしてあげるための薬です。飲めていて眠れているなら、無理に使わなくても大丈夫だと考えています。
逆に、ぐったりして反応が鈍い、水分がまったく入らない、呼吸が苦しそう、けいれんした、といったときは体温の数字にかかわらず受診してください。生後3ヶ月未満の発熱は、それだけですぐに受診が必要です。
今思えば、最初のサインは「離乳食を食べない」だった
振り返ると、咳が出るより前から「今日はいつもより離乳食を食べないな」と思っていました。そのときは機嫌が悪いだけかな、と流していました。実際、そういう日もありますし。
でもそのあとに感冒症状が出てきたので、あれは喉が痛かったのかもしれないな、と今では思っています。まだ言葉で伝えられない月齢の子にとって、食欲の変化はけっこう大事なサインなんだなと、あらためて実感しました。
次は私。喉の痛みから鼻水・耳閉感へ
娘の症状が落ち着いてきたかな、と思った矢先。朝起きたら喉が痛い。とりあえず龍角散ののどあめで様子を見ていたのですが、そのあと鼻水は出るわ、耳が詰まった感じ(耳閉感)は出るわで、完全にもらっていました。
思い当たる節はあります。娘が症状の出ている最中に、私の顔面のど真ん中で思いっきりくしゃみを浴びせてくれましたから。笑
幸い熱は出ませんでしたが、赤ちゃんのくしゃみや咳はノーガードで飛んでくるので、気をつけないといけないですね。
そしてママが38℃台。家庭内感染で総崩れに
そうこうしているうちに、今度は妻が喉の痛み、鼻水、そして38℃台の発熱。三人のなかで一番しんどそうです。見ていて本当にかわいそうで、代われるものなら代わってあげたいくらいです。
こんな時こそ協力プレイ
妻がダウンしているあいだ、いつも任せきりだった離乳食の準備などを自分でやってみたのですが、これがてんやわんや。ストックの管理、その日の組み合わせ、食べさせて、片付けて、その合間に洗濯と自分の食事。やり方を教えてもらい初めて準備しました。
これを毎日、しかも当たり前の顔でやってくれていたのかと思うと、素直に反省しました。いつも大変なことをさせていたな、と。
家庭内感染は、ある程度は避けられないものだと思います。だからこそ、倒れた人を残りの人がどう支えるか。こんな時こそ協力プレイが大事だなと痛感した一週間でした。
おわりに
まずは家族全員、早く元気になりますように。
同じように家族で順番に体調を崩しているご家庭も多いと思います。どうか無理をせず、頼れるものには頼ってくださいね。我が家もしばらくは、無理をしないでいきます。
※この記事は我が家の記録であり、診断や治療の指示ではありません。お子さんの症状が心配なときは、かかりつけの小児科にご相談ください。

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